AndroidのTermuxでUbuntuを安全に構築する方法(proot-distro)

【初心者向け・完全版】Termux+proot-distroでAndroidにUbuntu環境を構築する方法|Root不要・安全・Python開発まで

🚀 はじめに:この記事でできること Android端末(Root不要)で Termux+proot-distro を使い、Ubuntu環境を構築します。インストール→ログイン→パッケージ管理→Python開発→共有ストレージ連携までを、操作→目的→結果(この時点でできること)→注意/補足の順で丁寧に解説します。初心者が混乱しやすい前提(擬似root・systemd不可・/sdcardの扱い)も最初に整理します。 用語メモ TermuxはAndroid向けのLinux端末アプリ。PRootはユーザー空間でのchroot相当を実現、proot-distroはその管理ラッパー(配布rootfsの取得・展開・ログインを簡素化)。 🧭 前提:仕様と制限の理解(混乱しやすいポイント) 操作 以降の手順はRoot不要/スマホのみで進めます。 目的 擬似rootと本物のrootの違い、systemd不可、/sdcard連携などの制約を把握してから構築する。 結果(この時点でできること) 「動かないもの」を事前に理解し、失敗切り分けが容易になる。 注意 PRootは本物のrootではないため、systemd依存サービス・カーネル機能・Snapの多くは動作しません。サービス常駐はtmux/screen等で代替。 早見表 できる:CLI学習/Python開発/apt管理/共有ストレージ(/sdcard)連携 難しい:本格的なデスクトップ常用、systemd必須のサービス、カーネルモジュール 📱 Step 1:Termuxの準備(権限付与と更新) 目的:Termux側でパッケージ更新と共有ストレージ権限を設定し、後続のインストールとデータ連携を安定化する。 前提:Google Play版ではなく、互換性のあるTermux配布(F-Droid等)を利用している。 # パッケージリスト更新 pkg update -y # 共有ストレージ(/sdcard)へのアクセス許可 termux-setup-storage # → 権限ダイアログが出たら「許可」 結果(この時点でできること):Termuxから~/storage//sdcardが参照でき、後でUbuntu内からもデータを扱える。 注意:権限不調時は一度許可を取り消して再付与。~/storage/sharedが内部共有ストレージに対応。 🧩 Step 2:proot-distroの導入とディストロ確認 目的:proot-distroをインストールし、提供ディストリビューション(Ubuntu等)の一覧を把握する。 前提:Step 1が完了し、Termuxのネットワークが正常。 # proot-distroを導入 pkg install -y proot-distro # 提供ディストリビューション一覧 proot-distro list 結果(この時点でできること):Ubuntu(最小rootfs)の取得準備が整い、以降のinstall→loginが可能。 注意:提供バージョンはメンテナの方針で単一またはローリングの場合あり。細かな版指定は原則不可。 🏁 Step 3:Ubuntuのインストールとログイン 目的:最小rootfsをダウンロード・展開し、Ubuntu環境にログインできる状態にする。 前提:Termuxのストレージ準備・ネットワークが正常。 # Ubuntuの最小rootfsを取得・展開 proot-distro install ubuntu # ルートシェルでログイン(擬似root) proot-distro login ubuntu 結果(この時点でできること):Ubuntuシェルに入ってaptやファイル操作が可能。 注意:擬似rootであり、本物のrootが必要な操作(カーネル・systemd必須機能)は不可。 ...

zsh + oh-my-zshでTermuxを快適なシェル環境にする方法

【初心者向け】zsh + oh-my-zshでTermuxを快適なシェル環境にする方法

🚀 はじめに Androidの Termux は、スマホでLinux的な環境を使える便利なアプリ。 この記事では zsh と oh-my-zsh を組み合わせて、オートサジェスト・シンタックスハイライト・魅力的なプロンプトを備えた、快適なシェル環境をゼロから構築します。 できるようになること Termuxに zsh を導入してデフォルト化 oh-my-zsh でプラグインとテーマを設定 Powerlevel10k + Nerd Fonts で見やすいプロンプトを実現 よくあるつまずきを事前に回避 こんな人向け 技術初心者〜中級者 アプリ開発・プログラミング・Python・Linuxに興味がある 実際に手を動かして試したい、エラーを避けたい 初心者でも安心な理由 Step形式で 必ず動く最小構成 → 便利な拡張 の順で説明 失敗例・回避策・復旧方法までカバー 注意:Play ストア版 Termux は更新停止です。F-Droid または GitHub Releases から最新版を入手しましょう。 (参考:Termux公式Wiki / GitHub) 💡 概要解説 Termuxとは何か Android上で動く 端末エミュレーター + パッケージ管理(pkg)を備えた環境。 追加のroot不要で、bash/zsh、Python、git、ssh 等を扱える。 zsh / oh-my-zshとは zsh:高機能なシェル。補完や設定の自由度が高く、開発者に人気。 oh-my-zsh:zsh向けのフレームワーク。テーマやプラグインを簡単に導入・管理できる。 なにが便利? 補完・サジェストでタイプ量が激減 シンタックスハイライトでタイポに気づきやすい 美しいプロンプトで分岐・ブランチ・ステータス可視化 どんな場面で使える? Python/Nodeの開発前準備(仮想環境作成、パッケージ導入) Git操作(ブランチやステータスが一目で分かる) SSH・サーバ管理(ショートカットや履歴が効く) 📱 Step 1:インストールと前提条件 Termuxの準備 F-Droid または GitHub Releases から最新版を導入 起動後、パッケージを更新 # パッケージの更新(まずはここから) pkg update && pkg upgrade -y # よく使う基本ツール pkg install -y git curl wget tar 補足:通信が遅いときは termux-change-repo を実行してミラーを変更します。 ...

TermuxでAndroidをLinux化する方法

【初心者向け】TermuxでAndroidをLinux化する方法|インストールからPython/Git環境まで

🚀 はじめに:Termuxとは? Termux は、Androidスマホ上で Linux環境をそのまま再現できるターミナルアプリです。 PCを開くほどでもない作業をスマホで済ませたい 外出先でPythonスクリプトやGit操作をしたい Androidを「学習用Linux端末」として使ってみたい このような方にとって、Termuxは 最小構成&無料で使える強力なツールです。 本記事では インストールから開発環境構築まで を 完全初心者でも迷わず進められるように 解説します。 補足 TermuxはGoogle Playではなく、F-Droidからのインストールが推奨されています。最新版を利用するためです。 📲 Step 1:Termuxのインストール方法 Termuxは公式にはF-Droidから入手します。 # F-DroidからTermuxをインストール # 1. F-Droidアプリをインストール # 2. Termuxを検索してインストール 注意 Google Play版は更新が止まっているため、F-Droid版を使いましょう。 ⚙️ Step 2:初期設定と基本コマンド Termuxを起動したら、まずパッケージを最新化します。 # パッケージリスト更新 pkg update # パッケージをアップグレード pkg upgrade ✅ この時点でできること Linuxライクなコマンド操作 パッケージ管理(apt互換) 軽いファイル操作やスクリプト実行 よく使う基本コマンド: ls:ディレクトリ一覧 cd:ディレクトリ移動 pwd:現在のパス確認 補足 初期シェルは bash です。後半で zsh に変更することもできますが、初心者のうちは bash のままで問題ありません。 Termuxではpkgコマンドがaptのラッパーとして使えます。 🛠️ Step 3:開発環境を構築する PythonやNode.jsをインストールして、スマホでスクリプトを実行できます。 ...